かずなりの宇宙

1997年に不思議な経験をしました。もう書くことはないと思っていた不思議なこととかを、また書いていきますね。こんな人もいるんだって、思ってくれるとうれしいです。

僕の宇宙人と超能力体験9

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前回の続きです。

 

 

 

 

ノートの日記によると8月28日です。

 

3人でいつもの定食屋さんに来ていました。

 

加藤と佐々木、どちらかと言えば加藤のほうが力が強い感じでした。

加藤は佐々木に

 

「お前はまだテレポーテーションはできないな」

 

と馬鹿にしたところ、佐々木はトランプのケースごと持って立ち上がりました。

 

そして、「はあ!はあ!」と裏声のようなふざけた掛け声を出して踊りだしたのです。

それがおかしくておかしくて大爆笑でした。

 

 

そして、笑いも覚めたころ、佐々木は「できた」と自信たっぷりに言いました。

本当にあんなふざけたやり方で出来たのかと思いましたが

なんと本当にハートのAがなかったのです。

 

どこかへ行ってしまったのでした。

 

 

当時、テレポート現象の最初のころは、

ハートのAを飛ばしたあと残り全部のカードを見ていくわけですが、

これがまた楽しいのです。

 

確かにさっき確認したばかりのハートのAがなくなっているのですから、

おかしくてたまりません。

 

 

目の錯覚とかそういう次元の問題ではありませんでした。

 

消えたハートのAは障子の裏や座布団の下などにあったり、

基本的にどこに行ったかわからずそれを探すのも楽しんでいました。

 

 

 

ある時、どうしても見つからず諦めて3人で話していたとき、

私の目の前のテーブルの影からパサッと落ちてきたときは驚きました。

 

私は実際にそれを見たから信じるというか理解できるのですが

話を聞いただけでは現実としてとらえるのは難しいかも知れません。

 

 

テレポートは数え切れないほどやりました。

 

座布団の上にハートのAを乗せ、右手で隠し、

 

「えい!」

 

とやると座布団の下にあったり、

 

ケースを裏向きにしてカタカタやっていると

段々と音が小さくなって、見ると半分になっていて、

終いにはカラッポになるのです。

 

 

そしてまた裏向きに戻して、

カードを1枚1枚戻すしぐさをすると元通りなんてこともありました。

 

 

 

2人は私の家にもよく来ました。

辞書の何百何ページに予告して

ハートのAをテレポートさせたりもしました。

 

 

一番多く見たのはトランプの入ったケースに向かって

「ハッ!」とか「飛べ!」とか声を掛けると

ハートのAがどこかへ行ってしまうというものです。

 

数分から数十分後の忘れた頃に予想外の場所から出てくるので

それがまた笑いを誘うのです。

 

例えばたまたま開いたCDケースの中に入っていたりすると爆笑ものでした。

 

 

超能力はなぜか主にトランプを使って楽しんでいたので、

普通にババ抜きなどで遊んだりもしました。

 

でも、誰かがいたずらしてまともにできないのです。

知らないうちにカードをポンポン飛ばしてしまうので

最後に「あれ?カードが足りないぞ」ということになります。

 

 

私もこの2人といるときには、

2人の力を借りてテレポートが出来たように思えました。

 

本当に楽しい超能力でした。

 

 

 

超能力は決してトランプだけではありませんでした。

 

 

覚えている限りでは、

ライターに手をかざすだけで炎を大きくしたり小さくしたり、

 

テレビのリモコンが見つからないときに、

1万円札をリモコンの代わりにしたり、

 

授業中にペンを指先5本全てにくっつけてみたり、

 

ドアノブを回さないと開かないドアを

両手を挙げたまま体ごとぶつかって開けてみたり(私がやるとできない笑)

 

 

私の腕時計をつかんだかと思うと、

時間がめちゃくちゃになっていたり、

 

いろいろありました。

 

 

 

腕時計もそうですが、

電化製品に超能力を使うと壊れてしまうので

それはあまりやりませんでした。

 

実際、腕時計も針を合わすネジが取れたりしたのです。

 

 

CDプレーヤーの音量を念力で上げたり下げたりしたのもありました。

 

そのとき、音量を示す表示が出ないまま変化するので、

あんまりやると壊れてしまうと思ったものです。

 

 

 

それと加藤は私の心を読んでいたことも不思議でした。

 

会うと実に絶妙な言葉を掛けるのです。

もう私のことがわかってるとしか思えないような。

 

 

考え事をしていると、「何ぶつぶつ言ってるの?」と言われたこともありました。

 

 

それからビデオテープが2つになってしまった奇怪な現象もありました。

 

詳しく説明するとただ単に元々同じビデオテープが

2つ送られてきただけの話なのですが

不思議な出来事でした。

 

 

加藤にテープを貸していて、ある日早く返せと言ったら、

明らかに返してないのに「返しただろ」と

言い張るのです(笑)

 

 

そして、家に帰ってみたら何とテープがあったのです。

家族に聞くと、なぜか同じテープが2本送られてきたことがわかりましたが、

なぜ、加藤がそれを知っているのか大変不思議でした。

 

 

私はこれは加藤が現実を変えたのではないかと思っています。

それほどなんでもありの状況だったのです。

 

 

あと、トランプに力を込めて、蓋を開けると光が見えるというものもありました。

部屋を真っ暗にして蓋を開け、3人でいっせいのーせで色を言うのです。

 

もっとも私は見えませんから(笑)

ひとりだけはずれるのです。

 

 

超能力ではありませんが、

当時、夜空を見上げると星のような光が

チカチカ点滅していたのも印象深いです。

 

1人のときも点滅していました。

 

 

しかし、その時は弱い光で3人集まると

 

「あ、あそこ光った」

「あ、今光った」

 

という風に結構強い光が数秒に一度見えていました。

 

 

最初、気のせいかも知れないと思ったのですが、

あるとき夜空を見上げても光らなかったので

あれは気のせいではなかったのだと思ったのです。

 

 

 

 

つづく

 

 

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