僕の宇宙人と超能力体験8
前回の続きです。
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この日の日記を見てみましょう。
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8月26日
朝電話が鳴ったのでうるさいなあと思っていた。
そしてその電話のベルがとまったので誰が話してんだと思い
とって耳にもっていったら「ピー、ピー」と鳴った。
少しびびった。
(説明:この電話とは家の電話のことで、私の家には備え付けの電話が
数台あり、誰かが電話中にほかの受話器を取るとその話し声が聞こえるのです)
今日、佐々木の才能が開花した。びびった。加藤よりすごかったけど
最後に加藤がカードをテレポーテーションしたのでその方がすごかった。
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日記の最後のテレポーテーションについて。
さらに信じがたい出来事でした。
あの帰り道、私達はファミレスに行きました。
3人の座席はこんな感じでした。
佐々木 加藤
私
私達はいつものようにトランプで遊んでいました。
ふと加藤がトランプをきっていた時、
「やばい!飛んだ!」
とひとり驚いたのです。
加藤の左側、私の右側には紙ナフキンが置いてあり
そこにハートのAが半透明になって飛んだというのです。
見てみると実際にそこにありました。
加藤はとても驚いていました。
私は疑い深いですから、
見てない隙にカードを仕込んだのではないかと思いました。
しかし、もう一度その現象は起きたのです。
今度ははっきり見ました。
紙ナフキンには一切手を触れていないのに、
加藤が「飛んだ!」と驚いたあと見てみると
ハートのAはそこにあったのです。
まるで、ハートのAが生きているような、そんな気がしました。
このときは加藤の意志に関係なく、勝手に飛んでしまう状態のようでした。
そのあと、おもしろいことが続きました。
52枚のカードの中にハートのAを1枚だけ逆向きに入れて
何回かきっていると、逆向きが元通りになってしまうのです。
何度、目を凝らしても同じでした。
変化するところが見えたわけではないので
余計不思議なのです。
ゆっくり数回きっているだけなのに元に戻ってしまうのです。
この時、印象深かったのはやっている加藤本人も
驚いていたということでした。
まさかテレポートまで起きるとは。
完全に超能力の世界です。
もう何でもありの予感がしました。
そして、これから毎日のように楽しい超能力の日々が続くのです。
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つづく
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