かずなりの宇宙

1997年に不思議な経験をしました。もう書くことはないと思っていた不思議なこととかを、また書いていきますね。こんな人もいるんだって、思ってくれるとうれしいです。

僕の宇宙人と超能力体験7

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前回の続きです。

 

 

 

 

翌日、また信じられないことが起こりました。

文化祭の準備の為、学校に作業に行く日でした。

 

学校は私達3人だけでいつもと違った雰囲気でした。

あの時の晴れ渡った気持ちの良い不思議な雰囲気は忘れることができません。

 

私達は文化祭の準備などそっちのけで、トランプで遊び始めたのでした。

 

 

今度は佐々木にやらせてみようということになり、

5枚の中からハートのAを当てていきます。

 

5枚のカードは私や加藤が扇状にして持っていました。

そして、1回、2回、3回とまたしても連続で当てていくのです。

 

これには本当に度肝を抜かれました。

 

佐々木に「何で出来るんだ?」と聞くと

「練習したから」

と笑いながら答えました。

 

これは未だに意味不明な言葉ですが記憶に残っています。

 

 

このときは5枚の中からハートのAを当てただけですから、

まだトリックを使っているかも知れないと思いました。

 

しかし佐々木はトリックではないと言い張るのです。

とうとうこれはトリックではないと思ったところで

どんどんエスカレートしていきました。

 

52枚のカードの中にハートのAを入れて、

上から何番目に入っているか当ててしまうのです。

 

もちろん、入れるところは見せていません。

 

さらにエスカレートしていきます。

 

佐々木が教壇の上に立ち、私と加藤は窓際のいつもの席に座り、

好きなカード1枚を絵柄向きにして佐々木に見せます。

 

すると佐々木は

 

「うーん、これは黒ではない赤だ・・・・」

 

というようにどんどん消去法で減らしていき、

カードの数字と記号全て当ててしまうのです。

 

 

もう3人はおかしくて大爆笑です。とにかくおもしろくて仕方ないのです。

もうどうしようもなく楽しい。超常的な現象を3人は楽しんでいました。

 

何度も何度も失敗なく当てるので、ある時、ジョーカーを選んでみました。

すると佐々木は一瞬怪訝な顔をすると、笑顔で

 

「それずるくない?」

 

と言うのです。

 

「何そのおっさん。ぜってー、ずりーって。わはははははは!」

 

と、ジョーカーまでも当ててしまうのでした。

 

 

もう完璧でした。

しかも、そのジョーカーの姿が何かずるい感じがしたのも大爆笑を誘いました。

完全に前夜の加藤より凄まじいことが起こったのです。

 

 

学校の帰り道も驚異的でした。

心に浮かべた数字を桁数関係なく当ててしまうのです。

 

最初は桁数を決めてやっていたのですが、

いつもの通りエスカレートし、桁数関係なく言い当ててしまいました。

 

やり方はいつもの通り消去法でしたが

今、思い浮かべた私しか知らない数字を当てられたら

もう笑うしかなかったのでした。

 

 

自分の心は外にばれている。完全に意識が変わりました。

 

 

ただ、はっきり言ってこの話を信じきるのは不可能に近いと思います。

 

それはよくわかるんです。ただ、これは事実です。

妄想でも空想でもなく実際に私が現実に経験したことなのです。

 


「あの楽しい経験を共有したい」

「こういった、奇跡的な現象はおもしろいから体験してみてほしい」

 

 

これが私がこの話を口にするときの大きな理由です。

ですが、大抵の人は理解してくれないので残念に思っています。

 

 

 

 

つづく

 

 

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