かずなりの宇宙

1997年に不思議な経験をしました。もう書くことはないと思っていた不思議なこととかを、また書いていきますね。こんな人もいるんだって、思ってくれるとうれしいです。

僕の宇宙人と超能力体験6

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前回の続きです。

 

 

 


いつも3人で行動していたわけですが、

もう1人の名前は佐々木といいました。

 

当時、良く行っていた定食屋に3人集まっていました。

夫婦で経営しているとても雰囲気の良い店でした。

 

佐々木に加藤の不思議な夢の話をする為に集まることになったのでした。

記憶に残っているのは、定食屋に向かうとき、加藤がしきりに

「頭が痛い」言っていたことです。なぜかとても印象に残っています。

途中で薬を買ったほどです。

 

そこで佐々木に夢のことなどを話しました。

佐々木は興味があるのかないのか、関心している風でした。

 

私と加藤はトランプでハートのAを当てるというのを佐々木に見せていました。

 

超能力開発ゲームのことは佐々木は知っていたので

「ここまで能力が上がってるぜ」というのを自慢していたのです。

 

 

思えば、数日前に同じ定食屋で起きた奇跡が、

3人に何かを予感させていたのかも知れません。

 

数日前、3人で集まり本で読んだ超能力ゲームをやってみたのです。

 

まず、2、3分、見つめあいます。

そして、目の前に置いた3つの物のどれかを「いっせーのーせ」

で指差すということをやってみたのでした。

 

これが思いのほかうまくいくのです。みんな同じものを指差すのです。

とても不思議な感覚でした。

 

こうなると段々エスカレートしていきます。

終いには3桁の数字を言い合うということをやりました。

 

するとなんと、加藤と佐々木の言い合った数字がまったく同じだったのです。

 

ノートの日記によると128という数字でした。

まさに奇跡でした。凄い凄いと笑いあったのでした。

 

 

さて、佐々木に能力を自慢していると

私は大したことないのですが、加藤が2回、3回と連続で当てていきます。

そして5回連続で当て、6回、7回・・・10回となるうちに

「これはただ事ではない」と直感しました。

 

加藤に「なんでわかるんだ?」と聞くと

「ハートのAが手にくっついてくる」とか「熱く感じる」とか言っていました。

 

 

加藤は調子に乗ってきました。

よくきったトランプを左手に取り右手の指で適当に押して、

バタバタとカードの束を落としたかと思うと

残った1枚がハートのAという離れ技をやってのけたのです。

何回やっても成功しました。

 

これはどう考えても偶然ではない。

 

あのとき、

「どうやったらそんなことが失敗なく100%の確率でできるのだろう」

という不思議な気持ちを思い出します。

 

そして、場は盛り上がり始め、

楽しくて楽しくてどうしようもない状況になっていました。

 

決して失敗することはなく、終いには52枚のトランプを背中にまわして

ハートのAだけを取り出してみたり、ハートのカードだけを取り出してみたり

よくきったカードの中から同じマークの1からキングまでを順番に取り出してみる

なんてことまでやってしまいました。

 

 

私も疑い深い方ですからいろんなことを何度も何度もやらせたのです。

加藤もそれを楽しんでいました。

場は最高に盛り上がり笑いが絶えませんでした。

とても不思議な感覚が包んでいました。

 

 

定食屋のおじさんに見せようとしたのも覚えています。

カードに印をつけているに違いないと疑われた加藤は

おじさんに好きなカードを1枚選んでもらいました。

それをカードの束の中から当てるというものでした。

 

私はカードの束をよくきったあと

いたずらでおじさんの選んだカードを加藤にわからないように隠したのです。

 

すると加藤は1枚1枚「これはちがう、これもちがう」と見ていき、

最後まで見つからなかったので私に怒ったのでした。

 

 

「ただのマジックだ」

 

 

こう思う人もいるかも知れません。

確かにこれだけではマジックでできるだろうと思いますが、

いきなり高度なマジックを加藤が出来るとも思えませんでしたし、

何よりその時の雰囲気が不思議だったのです。

 

言葉では言い表せない盛り上がりのようなもの、

体の中から燃え上がるような熱気を感じました。

それに、現象はこれだけでは収まらなかったのです。

 

その後、私はテレポーテーションが見たかったのでやってみてと言ったのですが

「いや、それは出来ないよ」ということで結局その日は終わりました。

 

 

その日の日記を紹介してみます。

 

8月25日

今日、定食屋で加藤の才能が開花した。

ハートのAを十回連続で消去法して残したり、その他いろいろ。

佐々木もびびってた。全員びびった。

記念の日だ

 

 

この日の夜、ベッドでの興奮は忘れることができません。

いきなり違う世界に来てしまったような、

一夜にして世界がひっくり返ってしまったような感じでした。

 

ベッドの中で興奮して心臓がドキドキしていました。

と同時に絶対に宇宙人が見ているという思いで

少し怖く感じたりもしました。

 

 

 

 

つづく

 

 

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